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オービック・しーがるくん

 僕はカモメ。社会人より学生の競技人気が高かった1980年代後半、リクルート(現オービック)の盛り上げ役を担うマスコットとして誕生したんだ。「何でヘルメットをかぶっているの」って聞かれるけど、競技の一番の特徴は防具姿。フィールド外の活動でも、アメフットだと分かるようにしているんだ。

 試合ではチアリーダーと一緒に観客を盛り上げる。実業団だった1998年まではリクルート社員の踊りをまねていた。その後はチアリーダーに習ったり、劇団の役者さんの動きを採り入れたり。コミカルな動きもできるようになって、選手や観客の評判も上々さ。

 実は実業団からクラブチームに移行する際、引退の話があったんだ。理由は洗濯代などの経費がかかるから。でも、みんなに愛されるチーム作りに向けて、営業担当者は子どもや女性から親しまれる僕を「ファンを引きつける欠かせない存在」と評価してくれた。それで続けられているんだ。

 お陰で97年の初優勝から全7度の日本選手権優勝を味わうことができた。選手としては今は「見習い」だけど、まずは背番号を2桁にして試合に出たい。タッチダウンパスを受けてみたいな。(榊原一生)

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 《しーがる》 前身のリクルートが社会人協会に加盟した1988年にマスコットとして誕生。千葉県出身。ポジションは球を捕球するワイドレシーバーで背番号「100」。選手としては「見習い」だが踊りは日々、上達中。

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