[PR]

 広島県三次市と島根県江津市を結ぶ三江線(108・1キロ)のあり方を廃止も含めて検討しているJR西日本米子支社の松岡俊宏支社長は20日の定例会見で、「きめ細かな移動手段を求めている地元に対応できる大きな候補はバスだ」と述べた。今後、両県と沿線6市町と期限を区切らず地元のニーズに合う交通網を協議していく考えを示した。

 三江線は1975年に全線開通。沿線の人口減や高齢化に伴って利用者は減り、乗客は92年度で1日平均1409人だったが、2014年度には同183人まで減少している。

 この日の会見で松岡支社長は「利用促進に向けた様々な知恵が出された中、大量高速輸送機関としての期待に応えられていない」と現状を示し、「(廃止も含めて)結論は何も決まっていないが、今よりも便利で将来にわたり持続可能な公共交通体系をつくりたい」と語った。(杉山匡史)