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(22日、ドラフト会議)

 「えーーっ」

 日本野球機構(NPB)が高山俊外野手(明大)の交渉権をヤクルトから阪神に訂正した瞬間、場内が騒然となった。

 ヤクルトの真中監督が「勝利」のインタビューを受けてから数分後。壇上に呼ばれた阪神の金本新監督は「ビデオ判定でホームランに覆った心境」とニンマリ笑った。17日に監督就任が発表され、初めて臨んだドラフト会議。くじを開いた真中監督が両腕を突き上げるのを見て、外れたと思い込んでしまったという。

 一方の真中監督は、くじにあるドラフト会議のロゴマークを見て「当たり」と勘違い。会場のファンから「ドンマイ」と声をかけられ、申し訳なさそうな表情を浮かべた。

 NPBの井原敦事務局長は「すぐに訂正を出さなかったのは事務局の不手際。(インタビューの)進行を止められなかった」と説明した。抽選を巡っては、2005年に辻内崇伸投手(大阪桐蔭高)、陽仲寿内野手(現・陽岱鋼=福岡第一高)の際にも同じような間違いがあった。このためNPBは当たりくじの表記を分かりやすく変更した。12球団のテーブルには当たりくじのプリントを配布しているが、真中監督はそれを確認していなかったとみられる。

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