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 米IT大手3社が22日発表した2015年7~9月期決算によると、持ち株会社「アルファベット」に移行した旧グーグルと、ネット通販最大手アマゾンは増収増益、マイクロソフトは減収増益だった。

 アルファベットは再編後初めての決算発表。モバイル端末からの検索による広告収入などが好調で、純利益は前年同期比45%増の39億8千万ドル(約4800億円)、売上高は同13%増の186億7500万ドル(約2兆2400億円)だった。また、約51億ドルの自社株買いをすると発表した。

 アマゾンは、市場予測では純損益が赤字の見通しだったが、7900万ドル(約94億8千万円)の黒字を確保。利益率の高いクラウド事業の営業利益が北米のネット通販に並ぶほどになり、2四半期連続の黒字につながった。

 マイクロソフトは、7~9月期から法人、個人向け事業などで分けていた事業区分を、企業・消費者向けクラウド事業、サーバー事業、パソコン・ゲーム製品などの3部門に変更。パソコン需要の落ち込みや携帯電話事業の縮小で売上高は前年同期と比べて12%減ったが、好調なクラウド事業を支えに、純利益は46億2千万ドル(約5600億円)と同2%の増益だった。(サンフランシスコ=宮地ゆう)