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 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、中村時広知事は26日、再稼働に同意する意思を四国電力の佐伯勇人社長に伝え、県庁で記者会見を開いた。国の基準を上回る安全対策を四電に求めるなど県独自の取り組みについて解説し、同意判断の理由を説明した。県庁前では再稼働に反対する人たちが声を上げた。

 「非常に重い責任を伴う判断だ」。中村知事は午前9時半から県庁の知事応接室で四電の佐伯社長と会談。再稼働に同意することを伝えた。中村知事は「長期停止後の運転再開であることを特に留意し、安全確保に万全を期すこと」などと要請。佐伯社長は「原子力部門の全員が胸に刻んで順守を実行していく」と語った。

 直後の中村知事の記者会見では、冒頭から、東京電力福島第一原発と伊方原発との違いの説明に時間を割いた。福島の事故は「大きな津波で冷却機能を失った」ことが要因との認識を示したうえで、「伊方でも福島と同じことが起こるかというのが関心事だったが、津波という観点では福島とは同じことは起こらない」と主張した。

 さらに、中村知事は「日本は資源のある国ではないのでエネルギーという観点では弱点を持っている」と指摘。「原子力発電所は絶対安全なものではないと考える。だが、原子力発電所に代わりうるコスト、出力、安定供給という3条件が満たされた代替エネルギーが見つかるまでは最新の知見に基づく安全対策を施して向き合って行かざるをえない」との見解を示した。

 また、伊方町の山下和彦町長もこの日午前、町役場で四電の柿木一高副社長に対して、再稼働に同意する考えを伝えた。

■「ミカン畑に代えられ…

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