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南十字星の下で

 オーストラリア最大の競馬GⅠレース、メルボルンカップが今年も11月3日、ビクトリア州のフレミントン競馬場で開催された。

 1着の賞金は、国内最高の360万豪ドル(約3億1400万円)。オーストラリア中が一喜一憂する大イベントだ。日本から参戦し、地元の下馬評では高い人気だったフェイムゲームは13着だった。

 芝3200メートルのレースを制したのは、下馬評ではほとんど人気がなかったプリンスオブペンザンス。騎乗したミシェル・ペイン騎手(30)は、154年を誇る同レース史上で初の女性の勝者となった。地元ビクトリア州出身でもあり、オーストラリアの地元メディアは「競馬界にヒロイン誕生!」と大騒ぎだ。

 ペイン騎手はゴール直後、「信じられない。メルボルンカップで勝つという、大きな夢がかないました」と話した。なんと10人きょうだいの末っ子で、父親のパディさんも調教師。9人いた兄姉のうち、6人が騎手の経験を持つという競馬一家に育った。

 生後6カ月の時に母親のメアリーさんを交通事故で亡くし、一番上の姉も落馬事故がもとで8年前に亡くなった。11年前には、ペインさん自身も落馬して頭蓋骨(ずがいこつ)などを骨折し、騎手生命が絶たれる危険も。パディさんは娘に「馬に乗るのはあきらめ、学校へ戻って勉強しなさい」と勧めたが、厳しいリハビリを乗り越えて見事に復帰した。

 ダウン症の兄、スティービーさ…

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