マツダは東京モーターショーで、2012年以来途絶えていたマツダの代名詞「ロータリーエンジン」(RE)の復活を発表した
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 国内外の自動車メーカーが最先端の技術を披露する東京モーターショーが30日、東京都江東区の東京ビッグサイトで一般に公開される。28日に報道各社向けの内覧会があり、新しい技術を載せた試作車や、環境への配慮を売りにした販売予定の車が並んだ。

 人だかりができたのがマツダのブース。試作スポーツカー「RX―VISION(ビジョン)」に注目が集まった。1967年にマツダが世界で初めて量産に成功したが、燃費の悪さなどから2012年を最後に生産が途絶えていたロータリーエンジン(RE)を再び搭載した。小飼雅道社長は「車の本質の『走る楽しさ』を提供するため、まだ技術課題はあるが開発を続けたい」と話した。今後、一般への販売がいつ始まるかに注目が集まる。

 このほか、ホンダは新型の燃料電池車(FCV)「クラリティ フューエル セル」を来年3月にリース販売すると発表した。価格は消費税込み766万円。

 ディーゼル車で排ガス規制逃れが発覚した独フォルクスワーゲンも出展したが、今回はディーゼル車の展示を見送った。同社幹部は「失った信頼を取り戻すために何でもする」と語った。

 東京モーターショーは2年に1回開かれ、今回は世界11カ国から160社が参加する。前回の12カ国178社から減った。各社が世界初として披露する車は70台あまり。期間は11月8日まで。(木村和規、榊原謙)