[PR]

 学術や芸術、社会福祉など、様々な分野で功績のあった人をたたえる秋の褒章の受章者が決まった。政府が2日付で発表した。受章するのは755人と15団体。3日に発令する。

 学術研究や芸術文化への功労者が対象の紫綬(しじゅ)褒章は12人。落語家の立川志の輔さん(61)や小説家の桐野夏生さん(64)らが受章する。

 危険を顧みず人命救助にあたった人に贈られる紅綬(こうじゅ)褒章は7人。今秋の褒章受章者で最年少の山田安志さん(21)は昨年6月の夜、東京都の荒川でおぼれた女性を救助した。

 公共の利益に貢献した藍綬(らんじゅ)褒章は460人、社会奉仕活動を対象にした緑綬(りょくじゅ)褒章は25人と15団体が選ばれた。長年一つの仕事に打ち込んだ人への黄綬(おうじゅ)褒章は251人に贈られる。

紫綬褒章受章者(敬称略)

 〈芸術文化〉落語家立川志の輔=本名竹内照雄(61)▽小説家桐野夏生=本名橋岡まり子(64)▽写真家畠山直哉(57)

 〈神経科学研究〉東大教授狩野方伸(58)

 〈理論経済学研究〉東大教授西村清彦(62)

 〈商法学研究〉東大名誉教授山下友信(63)

 〈量子情報科学研究〉名古屋大教授小沢正直(65)

 〈ロボット工学研究〉名古屋大名誉教授福田敏男(66)

 〈高分子化学研究〉京大教授沢本光男(63)

 〈遺伝学研究〉九大教授佐々木裕之(59)

 〈材料組織制御学研究〉九大教授堀田善治(62)

 〈獣医学研究〉宮崎大教授村上昇(63)

 (年齢は発令される3日現在。氏名の表記は原則として朝日新聞の用字としました。紫綬褒章以外の受章者は、各地域面に掲載しました)