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 富士通は29日、パソコンと携帯電話端末事業をそれぞれ分社化すると発表した。来春をめどに、100%子会社にする。業績への責任を明確化し、経営判断のスピードを早め、事業の立て直しを目指す。

 富士通は、パソコンでは「FMV」シリーズ、携帯電話では「アローズ」などで知られている。両事業の合計売上高は7093億円(2015年3月期)で、全売上高の15%程度だ。営業損益は黒字だが、16年3月期の計画では赤字への転落を見込む。米調査会社ガートナーによると、パソコンは、海外勢との競争が激しく世界シェアは1・7%にとどまる。携帯電話も米アップルのiPhoneに押され苦戦が続いていた。

 田中達也社長は会見で「独立した事業にすることで、甘えをなくし、持続的な成長へのマネジメントを強化する」と語った。

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