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 全国の国税局が今年6月までの1年間に行った所得税の調査で、株や投資信託を売却して得た譲渡所得の申告漏れが4900件に上り、前年より61・7%増えたことが国税庁のまとめでわかった。申告漏れ額は87・8%増の330億円だった。国税庁は「株高や軽減税率の廃止が反映された」としている。

 すべての所得に関する全74万件の調査では、申告漏れ総額は8659億円(5・4%増)だった。このうち、多額の資産を持つ富裕層については4361件の調査で計390億円(25・3%増)の申告漏れが指摘された。1件あたりの申告漏れが最も高額な業種はキャバレーで、風俗業、バーと続いた。(水沢健一)