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 東京と京都にオフィスを置く出版社「ミシマ社」から先月、雑誌「ちゃぶ台」が出た。「移住と仕事」を特集した第1号には、思想家内田樹(たつる)さんの講演や武術研究者甲野善紀さんのインタビューなどが載っている。発刊のきっかけは、代表の三島邦弘さん(40)が、「オーガニックな暮らし」をテーマに周防大島で開かれた食のイベント「島のむらマルシェ」を訪れたこと。それがなぜ雑誌の出版にまでつながったのか。京都に三島さんを訪ねた。

 ――「島のむらマルシェ」に来られたのは、今年4月でした

 「マルシェの運営メンバーである養蜂家の内田健太郎さんや農家の中村明珍さんに話を聞くと、行政に頼らず手作りで動いている。そこに新しい未来の形を感じた」

お金よりも「食」

 ――周防大島では移住者は増えていますが、まだ過疎化に苦しみ、「成功した島」とまでは言えません。どこにひかれたのですか

 「これまで『成功』だとされた地方も、結局、金銭や数値で成功をはかる旧来の価値観から脱していないことも多い。もうかっても、みんなの心が沈んでいたら意味がない」

 「お金より根源的な価値は『食…

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