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 日本年金機構が年金情報流出問題に伴う事務処理のミスで約400人に年金額を誤って支給した問題で、影響額は計約1290万円だった。機構は今回のミスを個別には公表せず、30日になって9月分の事務処理ミスのまとめの1項目として初めて明らかにした。

 支給ミスの内訳は未払いが217人で計約723万円、過払いが177人で計約564万円。機構は対応を終えた事務処理ミスを毎月まとめ、翌月末に公表している。30日は9月分の計321件を公表。今回の支給ミスは10月に起きたが、9月分の一覧に合わせた。

 機構が個別公表する基準に取材対象のケースという項目があり、今回のミスは取材・報道されたが、広報担当者は「厚生労働省と相談の上、判断した」としている。

 同日公表した2014年度分の事務処理ミスは、計4134件に上った。速報値では4142件だったが、重複があったという。(久永隆一)