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 サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州の一部サポーターが応援で使用している方言「ぶちくらせ」の表現をめぐり、クラブは試合運営の管理規定を一部見直し、「ぶちくらせ」の横断幕などの持ち込みや応援コールを禁止した。表現の妥当性について、賛否両論が出ていた。

 1日にホームの本城陸上競技場(北九州市)であった対京都サンガFC戦では、横断幕をクラブ側がハーフタイムに回収。応援コールは試合中は止めなかった。対応は今後検討するという。

 「ぶちくらせ」は「倒せ」という意味だが、「殴って倒す」というニュアンスも含むとされ、ファンやスポンサーから「ふさわしくない」との批判がクラブに寄せられていた。クラブは「不適切な表現」との見解を7月にまとめたが、「地元愛が伝わる」などと主張する応援団体側との協議は折り合っていない。

 応援団体「YELLOW BRIGADE」の染岡勇輝代表(34)は「一部の批判で禁止するのは理解できない。撤回を求めたい」と反発。柱谷幸一監督は「相手をどうするかではなく、自分たちを支えてもらえるとありがたい」とコメントした。(宮野拓也)