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 横浜市中区で8月末以降、猫8匹が相次いで不審死していることが、神奈川県警への取材でわかった。診察した獣医師によると、薬物の影響とみられる症状があるという。県警は毒殺された可能性があるとみて、動物愛護法違反容疑も視野に、死んだ猫の解剖や血液検査を進めている。

 死んだのはいずれも、同区小港町3丁目周辺で地域住民が避妊・去勢手術をし、餌付けしている「地域猫」。民家の軒先や路地で衰弱しているところを住民が見つけ、動物病院に運んだが、多くが数日内に死んだという。

 診察した男性獣医師によると、死因は急性腎不全とみられ、けいれんする神経症状があったことから、「薬物の影響の可能性が高い」という。嘔吐(おうと)、下痢の症状もみられた。住民の女性(44)は「地域猫を快く思っていない人もいるのではないか」と話した。(古田寛也)