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 ラグビー日本代表のヘッドコーチを退任したエディ・ジョーンズ氏(55)が4日、次の指導先である南アフリカに向けて、羽田空港から出発した。日本での約4年の指導を振り返り、「日本のラグビーに誇りを取り戻せた。旅立ちの時ではあるが、そういう意味では悲しい思いはない。私のミッションは完了した」と穏やかな表情で語った。

 次に指導するチームは南半球最高峰リーグ、スーパーラグビー(SR)のストーマーズ(南アフリカ)で16日から練習を始める。代表チームからクラブチームの指導者になるが、指導者であることの喜びについてジョーンズ氏は「自分自身が成長できたとき。選手が成長し続けるのを見るのも喜びだ」と話した。日本代表がワールドカップで3勝を挙げた活躍は、ジョーンズ氏にとっても喜びであり、勉強でもあったという。「マインドセット(気持ちの持ちよう)が大事だということを目の当たりにした。才能以上の結果を出した」。もっとも印象に残る思い出については、2013年6月のウェールズ戦の勝利を挙げ、「世界でトップ10になれる自信を持てた」とその理由を語った。

 SRのレッズ(豪州)入りが決まった五郎丸歩選手については「彼の夢を追いかけていて、非常にうれしく思う。彼にとって素晴らしいことだし、それも日本ラグビーが成し遂げたことのひとつだ」と評価した。(能田英二)

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