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 米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は4日、米議会下院の公聴会で、焦点の利上げの時期について、景気が想定通り回復すれば、「12月の可能性はある」との見方を示した。

 イエレン氏は、利上げについて「いまだ決まっておらず、経済見通しによる」としながらも、「個人消費は堅調に伸びており、米国経済は順調に推移している」として、景気の回復に自信を示した。FRBは10月の声明で、利上げ判断について「次の会合で見極める」として、FRBが想定する「年内利上げ」の可能性を強調していた。

 イエレン氏の発言で、米金融市場では年内利上げの観測が高まった。金利先物市場の予想では、「12月利上げ」の確率が4割程度だった先週から、6割近くに上昇。金利が上がる米国にお金が戻ってくるとの観測から、ドルが買われ、債券が売られた(金利は上昇)。(ワシントン=五十嵐大介

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