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 東芝が2015年9月中間決算で、営業損益が900億円程度の赤字になる見通しになった。上期の赤字転落は09年9月中間決算以来、6年ぶり。不振の家電事業に加え、POSとよばれる販売時点情報管理システム事業で、大幅な損失を計上するためとみられる。

 家電事業は、赤字のテレビやパソコン、白物家電でリストラが遅れており、赤字幅が拡大した。POSシステムは、今後の販売見通しが計画を下回り、当初見込んだ収益を確保できないとして価値を減損する。稼ぎ頭のフラッシュメモリー事業も価格が低下し、利益が出にくくなったようだ。

 純利益は、フィンランドの昇降機メーカーのコネ社などの株式の売却益を計上したため、400億円程度の黒字となる見通し。ただ、株式の売却益は一時的なもので、稼ぐ力が弱っている。

 東芝は15年9月中間決算を7日に発表する。