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 河野太郎行政改革担当相は5日、東京都内の日本記者クラブで会見し、厚生労働省について「せめて『年金・福祉』『医療・介護』『労働』と三つぐらいの分野に分け、大臣が1人ずついないと(いけない)」と持論を披露した。「安倍行革」と銘打ち、問題提起していくという。

 厚労省は橋本龍太郎元首相の改革で始まった省庁再編により旧厚生省と旧労働省が統合されてできたが、河野氏は「橋本行革から15年たち、合わなくなってきている。何でもかんでもくっつけた弊害は明確に出ている」と指摘した。

 また「『地方創生』とか『1億総活躍』とか大臣はつくるけど、手足は付けられないというのが今の状況だ」と述べ、担当大臣だけが増えていく実情を批判。その上で「『安倍行革』という形で、時の重要課題について総理の意思で的確な手当てができる行政組織をどう作ったらいいか提案するのが行革担当大臣の仕事。問題提起まではきちんとやりたい」と語った。(河合達郎)