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 環太平洋経済連携協定(TPP)の全文が5日、初めて公表され、消費者の関心の高い規定が新たに判明した。「日本酒」や「バーボン」のブランドを守るために日米が協力することを定めた。

 米国、カナダとは、自国で製造した酒を保護する文書を交わした。

 米国は、日本酒(ジャパニーズ・サケ)や山梨ワイン、球磨焼酎、薩摩焼酎、琉球泡盛など7銘柄について、日本でつくっていない商品の米国での販売を禁止する方向だ。中国などでつくられている「日本酒」を名乗る清酒を米国から締め出し、商品に地名を冠する「地理的表示」を知的財産として守るねらいがある。逆に日本は、米国でつくられたものでないバーボンウイスキーやテネシーウイスキーの日本国内での販売を禁止することになる。

 日本のある酒造メーカーは米国内の工場で清酒を生産し、「Sake」として現地販売している。「日本酒ではなく、清酒として売っている」(メーカー側)ため、販売禁止の対象からは外れる見通しだ。

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