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 インフルエンザを発症後に高いところから飛び降りたり、突然走り出したりするなどの重い「異常行動」を起こした症例が昨季は57人(1~16歳)報告されたと、厚生労働省研究班が6日、明らかにした。調査結果を厚労省の専門家会議に報告した。例年並みの報告数という。

 インフルエンザ治療薬を服用していたのは21人(37%)、解熱剤も含め薬をまったく服用していなかったのは11人(19%)。残り25人は解熱剤のみ服用や不明などだった。異常行動に伴う死亡はないという。

 専門家会議は、インフルエンザ治療薬との因果関係を示唆する結果ではないとした。インフルエンザにかかったら異常行動に注意するよう、医療者や保護者らに注意を促していくことで意見が一致した。