[PR]

 和牛の子牛の数が減り、せり価格が上がっている。子牛の売買頭数は3年前より1割減り、価格は7割上がった。牛を育てる農家が高齢化などで減ったからだ。牛肉の小売価格も3年間で2割ほど高くなっている。

 独立行政法人「農畜産業振興機構」によると、10月の和牛100グラムの小売価格(全国平均)は、サーロインが1335円、かたが754円。前年同月と比べ、ともに1割高い。輸入品も円安で同程度上がり、牛肉全体で高止まりが続く。

 和牛の生産は、母牛から子牛を生ませる繁殖農家と、子牛を大きくする肥育農家との分業が多い。両者が売買するせり価格は、黒毛和牛1頭が10月に前年比2割増の67万2千円。41カ月連続で前年を上回る。

 環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意を受け、政府が「攻めの農業」として輸出を強化する和牛。ただ、足もとの産地では子牛の高値に戸惑いが広がる。肥育農家は子牛の仕入れ値が上がる割には、肉牛の販売価格に転嫁できない。牛肉の高値で消費者が離れると、繁殖農家も含めた和牛生産全体が打撃を受ける。

 岡山県内の全農県本部総合家畜…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら