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 社会に衝撃を与えた「金堂炎上」から66年。法隆寺(奈良県斑鳩(いかるが)町)の焼損壁画が初めて、科学的な総合調査を受けることになった。戦後の文化財保護の原点といえる、世界的な仏教絵画の至宝。「最新技術で寿命を延ばしてほしい」。関係者らは期待を膨らませた。

 時がたち、焼ける前の壁画の姿を知る人は少なくなっている。日本画家で文化功労者の稗田(ひえだ)一穂(かずほ)さん(95)=東京都=は戦前、父親と法隆寺を訪れ、カーテン越しに仏の腕の部分をのぞき見た。「太い線で、朱のような色だった」

 1967~68年、当代一流の日本画家らとともに、戦前に撮影された写真をもとに模写する再現壁画を制作。吉岡堅二さんが指揮する班で「半跏(はんか)思惟(しゆい)菩薩(ぼさつ)像」や「聖(しょう)観音菩薩像」を仕上げたが、携わった画家14人の中で存命なのは、稗田さん1人になった。

 インドのアジャンタや中国・敦…

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