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 東京・池袋で乗用車が暴走し5人が死傷した事故で、東京地検は13日、医師の金子庄一郎容疑者(53)=東京都北区=を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死傷)の罪で起訴し、発表した。地検は金子容疑者を鑑定留置した結果、持病のてんかんの影響で運転中に意識障害に陥っていた、と判断した。

 発表によると、8月16日午後9時半ごろ、池袋駅前の地下駐車場から出る際、てんかんの発作で意識障害に陥ったまま車を発進させ、時速約50キロで暴走。歩行者5人を次々とはね、女性(41)を死亡させるなどしたとされる。警視庁によると、普段は薬を朝夕2回服用していたが、「当日夕方分を飲んでいなかった」と供述していたという。

 日本てんかん協会副会長の久保田英幹・医師は「今回の発作の原因は分からないが、症状に合った薬を正しく飲めば発作はコントロールできる。ほとんどの人は自己管理をしながら運転していることを理解してほしい」と話している。