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 日本を代表するジャズピアニストの一人、辛島文雄さん(67)が、膵臓(すいぞう)がんと闘いながら演奏活動を続けている。九州大の学生として過ごした福岡市にあるなじみのライブハウスで19日、40年来の友とトリオを組んで演奏する。「希望を捨てず、支えてくれる人たちの役に立つ生き方をしたい」と意気込んでいる。

 辛島さんは大分県出身。1980年から6年間、伝説的ジャズドラマーである故エルビン・ジョーンズのグループに加わり、国際的評価を獲得。国内外で精力的に活動を続けてきた。

 体調の異変に気づいたのは今年6月のツアー時。演奏中、経験したことのない激しいせきに襲われた。7月、病院で検査を受けると肺がんの疑いですぐ入院。8月、膵臓がんが肺に転移していると診断された。

 手術はできず、抗がん剤治療へ。秋にツアーが控えていたが「もう病室から出られないと思うと、曲のアイデアが何も浮かばなかった」。落ち込む一方の状況を変えたのは、担当医師の一言だった。

 「この病室に、ピアニスト辛島の人生はありませんよ」

 通院して抗がん剤治療を受けな…

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