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 国の特別天然記念物のコウノトリが奈良市池田町の広大寺池に飛来した。近くに住む榛木庸彰さん(76)が13日、カエルを捕食する瞬間をとらえた。

 コウノトリの保護・研究を進めている兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)によると、識別用の足環は同園がつけたものとみられ、2013年4月生まれのメスの成鳥である可能性が高いという。「秋になると活発に行動する習性があり、えさ場を探すうちに奈良にたどり着いたのでは」と担当者は話す。

 日本野鳥の会奈良支部の川瀬浩さん(69)によると、今月上旬から池周辺で確認されている。県内への飛来は数年に一度程度で、珍しいという。「せっかく奈良に来てくれたので、もしも見かけたら、そっと見守ってほしい」(荒ちひろ)