[PR]

 東山動植物園(名古屋市千種区)に、「親離れ」が完全にできないというオオアリクイの子どもがいる。物音に驚くと、同じぐらいの大きさの母親の背中に飛び乗り、しがみついたままになってしまう。

 来月1歳の誕生日を迎える雄の「さん平(ぺい)」。通常、オオアリクイの子どもは母親の背中にしがみついて育ち、生後8カ月ほどすると離れて暮らすという。

 さん平は寒さの厳しいクリスマスに生まれ、無事に成長できるか心配されたが、母親(8歳)が自力で育てた。「ずっと同じ個室で一緒に過ごしたため、こうなったのでは」と飼育担当者。

 体重は母親が60キロほど、さん平は40~50キロとみられる。母親は、背中に乗られると重そうにしてやり過ごす。高い所への移動もしにくそうだという。