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 大西洋・地中海のマグロ類の漁獲を規制する大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)は17日、メバチマグロの日本の漁獲枠を2016年から3年間、いまより25%削減することを決めた。最近のメバチの漁獲実績は、新たな漁獲枠を下回っており、水産庁は「直ちに消費者に影響はない」としている。

 マルタ共和国で開いた会議で決めた。日本のメバチの漁獲枠は現在2万3611トンだが、大西洋を泳ぐメバチの数が減っていることを理由に、16年からは1万7696トンに減らす。14年の漁獲量実績は1万3700トンで、削減後の枠を下回っている。各国合計の漁獲枠も8万5千トンから6万5千トンに減らす。

 メバチは価格が手頃で、スーパーや回転ずしなどでも身近な存在だ。日本が取るメバチのうち、大西洋は4分の1程度を占めている。(大畑滋生)