【動画】フェンシングの太田雄貴選手とサッカー元日本代表の宮本恒靖さんが対談=西畑志朗撮影
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 フェンシングの五輪メダリストで2020年東京五輪・パラリンピック招致にも一役買った太田雄貴が対談を希望したのが、同志社大の先輩であるサッカーの元日本代表主将、宮本恒靖。国際的に活躍の場を広げる二人の会話は、選手と指導者のコミュニケーションから、教育論、さらには日本スポーツ界の意識改革と、多岐にわたった。

 太田 宮本さんはサッカーの2002年日韓ワールドカップ(W杯)を選手で体験された。どんな雰囲気だったんですか?

 宮本 バス移動のときは沿道を人が埋め、新幹線で移動するときも停車する駅のホームに人があふれていた。窓をたたいたり。日本人ってここまで熱くなれるんだと思った。5年後の東京五輪は間違いなく、あれ以上の盛り上がりになる。

 太田 3年前、ロンドン五輪後のメダリストの銀座のパレードは圧巻でした。視界の先まで人で埋まるすごい経験でした。

 宮本 自国開催は、選手にはすごい重圧になる。だから、周りのスタッフの環境面でのマネジメントが大事になる。

 太田 そうした大舞台で力を出せるかどうかは持って生まれた運も含め、まさに総合力。サッカーのプロ選手は毎年、安定して結果を出さないと解雇になったりするから大変じゃないですか? 僕らは4年に一度の五輪で成績を出せばOKという面もある。もちろん、常にベストを尽くすのが前提ですけど。

 宮本 たしかに日々が勝負。その延長線上に五輪なり、W杯がある。でも、太田くんや、競泳の北島康介くんのように、ここ一番の大舞台でピークに持っていける能力はすごい。

コーチとの対話 太田「言い過ぎてけんかになることも」

 太田 大事なのはコーチや監督との対話ですね。僕のコーチのオレグ(マツェイチュク)はウクライナ人。疑問があれば、意見をドーンとぶつけてます。

 宮本 おれは今、ガンバ大阪の下部組織のコーチだから、選手を信じさせる言葉の力の大切さは、すごく感じる。

 太田 指導者は論理的に伝える場合と、感情に訴えるときと、選手の性格によって変えないといけないですよね。ただ、日本人は議論する時点で受けつけない部分がありませんか?

 宮本 たしかに。「自分が持論…

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