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 千葉県市原市で昨年11月に長男(8カ月)を死亡させたとして、県警は19日、会社員内田翔大(しょうた)容疑者(24)=市原市東国分寺台5丁目、覚醒剤取締法違反罪などで起訴=を傷害致死容疑で再逮捕し、発表した。「身に覚えはない」と容疑を否認しているという。

 長男は昨年5月に右腕を骨折し、県中央児童相談所が一時保護したが、両親の元に戻して約1カ月後に死亡した。

 県警によると、内田容疑者は昨年10月下旬~11月6日の間に、長男の賢大(たかひろ)ちゃんの頭部などに暴行を加えて死亡させた疑いがある。賢大ちゃんは11月6日に自宅で意識を失った状態で見つかり病院に搬送されたが死亡。死因は急性硬膜下血腫による呼吸不全だった。内田容疑者は賢大ちゃんの腕を骨折させたとして今年9月に傷害容疑で逮捕されたが、処分保留となった。

 児相によると、賢大ちゃんが骨折した昨年5月に保護。両親らと11回話し合い、妻の実家で大勢で育てる▽児相と市による定期的な家庭訪問を受け入れる――などの条件を両親側が受け入れたため、10月3日に保護を終了し、両親の元に戻した。その後も児相や市が計3回、実家や病院で会ったが、異常は確認できなかったという。

 児相の担当者は「自宅は父親の仕事場と説明され、条件通り育てていると信用していた。対応が難しかったと考えている」と話している。