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 福島県は、東日本大震災の影響で小学生の体力低下と肥満傾向が深刻だ。

 南相馬市の南部にある市立小高(おだか)小は、原発事故による避難指示区域にあり、今は市内北部の鹿島中に仮設校舎が置かれている。児童数は70人で、震災前の392人から激減。ほとんどが仮設住宅や借り上げ住宅で市内で散り散りに暮らし、スクールバスで通う。

 「地域が消えて放課後の集団遊びがなくなった」と高野博幸校長。9月に4年生を対象にした生活習慣病検診をしたところ、脂質異常が12人中9人もいたという。

 震災から4年が過ぎ、子どもたちに運動の楽しさを再発見させようと、福島県では体育の授業に専門アドバイザーを派遣する取り組みを始めている。

 「さあ、今日はラグビーボールで遊びましょ」

 11月16日。小高小4年の授業で、アドバイザーの松田憲幸さん(64)が、子どもたちに軽妙に語りかけた。2チームに分かれてボールを奪い合い、校庭に立つ担任教師に渡したチームが得点、というルールだ。

 「危ないことだけはしないよ」と、首より上のタックルだけを注意して、ポーンとボールを蹴り上げた。それを追いかける子、奪いにかかる子、パスをもらおうと距離を取る子……。

 「取り合いの中で本能を引き出し、夢中にさせる。並ばせたりとか、形から入るとやらされる時間になってしまう」

 松田さんは千葉県の高校保健体…

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