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 伊予鉄道(松山市)は20日、貸し切りバスの男性運転手(48)が、過去4年以上にわたって乗務前のアルコール検査を不正に逃れていたと発表した。酒が残った状態で運転していた可能性があるとみられ、同社は17日付で懲戒解雇した。

 同社によると、運転手は貸し切りバスに乗務した際に宿泊先で飲酒。翌朝の運転前のアルコール検査で、アルコール検知器に自分の呼気の代わりに電動ポンプを使って空気を送り込む方法で検査を不正に逃れていたという。

 同社では、貸し切りバスの乗務中は宿泊先での飲酒を禁じている。今月9日に不正を伝える内部通報があり、社内調査で発覚した。同社は四国運輸局に調査結果を報告。運輸局は20日、松山市内の同社営業所に特別監査に入った。

 四国運輸局によると、同社では、貸し切りバスの運転手が検査すると、画像と検知データが営業所で表示される仕組みになっているという。