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 茨城県教育委員の長谷川智恵子氏(71)の障害児の出産をめぐる発言による辞職申し出を受け、橋本昌知事が21日、記者会見した。長谷川氏の発言を「問題ない」としたことについて、「発言全てに『問題ない』と言ったのではない」と釈明した。

 橋本知事は問題はないとした点を「事実を知って産むかどうかを判断する機会を得られるのは悪いことではない、という考え方についてだった」と説明。そのうえで「新型出生前診断制度は命の選別につながる可能性があるため、生命の倫理という点で疑問を感じ、発言を撤回した」と謝罪した。

 改めて長谷川氏の発言について認識を問われると、「日本の現在においては適当ではない」と話した。

 長谷川氏は18日の県総合教育会議で「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろう」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などと発言していた。