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 ロシア政府は20日、パリ同時多発テロに関連する捜査で、犯行グループの拠点への突入作戦の際に「殉職」した警察犬の後継として、フランスに子犬を贈呈すると発表した。子犬の名前は「ドブルイニャ」。ロシアの伝説の英雄にちなんでいるという。ロシア内務省はホームページで「フランスの人々と仏警察に連帯を示すため」と説明した。

 パリ近郊サンドニであった突入作戦では、警官隊が犯行グループと銃撃戦になった。7歳の警察犬「ディエゼル」は、様子を探るため部屋の中に放たれたときに、銃撃を受けて死んだ。事件直後から、ソーシャルメディア上で死を悼む声が広がった。仏紙によると、仏警察幹部は「今にも突入しようとしていた警官らの命を救ったのかもしれない」と語っている。(パリ=山尾有紀恵)