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 アフリカ・南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)派遣部隊のうち、先発隊約100人が22日午前、中部空港(愛知県常滑市)から民間の定期就航便で出発した。今回は9次隊で、自衛隊の役割を広げる安全保障関連法の成立後で初のPKO部隊交代。来年3月末までにとされる同法施行はまだ先で、これまで同様、首都ジュバ周辺で道路修繕などに約6カ月間あたる。

 先発隊はターミナルビルを2列で搭乗ゲートへ。同僚や家族ら約200人が拍手で見送った。9次隊長の相園和宏1等陸佐(46)は「(自衛隊のPKOは)カンボジアから23年。状況や枠組みの変化はあったが、任務をしっかり遂行するのに変わりない」と話した。「(派遣期間中に新たな)任務を付与された場合も淡々とやりたい」と述べた。

 9次隊は東海・北陸を管轄する陸自第10師団を中心に約350人で、先発隊は23日にジュバ着。主力は12月2日と16日に分け、民間チャーター機で愛知県営名古屋空港(同県豊山町)から出発する。(小暮純治)