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 インドネシアを訪問している自民党の二階俊博総務会長は23日、首都ジャカルタでジョコ・ウィドド大統領と会談した。二階氏は、インドネシアの高速鉄道建設をめぐる受注競争で日本が中国に競り負けたことについて「大変残念だった」と伝えた。一方で、インドネシアとの経済協力を進めるため、農地の灌漑(かんがい)工事に対する円借款や港湾建設への協力を提案した。

 二階氏の今回の訪問は、両国間の観光促進と日本からのインフラ輸出の拡大が主な目的で、会談には林幹雄経済産業相も同席した。同行筋によると、ジョコ氏は「港湾や農業、発電建設(のあり方)について検討するように担当相に指示している」と述べたという。

 ジョコ氏は会談冒頭で、22日にマレーシアで安倍晋三首相と会談したことに触れながら、「さらに規制緩和を行い、経済分野の改革を行っていきたい。経済交流、競争力の向上、さらなる投資の誘致を図りたい」と語った。

 二階氏は経済界や自派閥の国会議員ら計約1100人の訪問団を率いてインドネシアを訪問。会談に先立ち、両国の友好交流に尽力したとしてジョコ氏から勲章を贈られた。(ジャカルタ=石田耕一郎)

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