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 【松尾慈子】環太平洋経済連携協定(TPP)で、本筋である工業製品や農作物の関税については、大勢の人が生活に関わることとして大いに関心を抱いていたと思う。だがオタクは、TPPによって他国と著作権関係で足並みをそろえる必要が生じ、その結果、「著作権侵害が非親告罪化」されるのでは、という危機感を抱いていた。

 違法コピーなど著作権侵害行為を、著作者の告訴なしに取り締まれるようにするという目的はわかる。だが、現在の同人誌界では、漫画や小説のキャラクターを登場させる二次創作、いわゆるパロディー作品が隆盛を誇っている。非親告罪化がパロディーも対象とするならば、同人誌界の萎縮は必至。私もオタクの一人として関心をもってTPP関連のニュースを追っていたが、先日の報道によると、パロディーは非親告罪化の対象に含めない方向となりそうだという。

 そうだそうだ! 今や日本最大の同人誌即売会コミックマーケットは約55万人が参加する一大イベント。同人誌などの二次創作を許容することで、漫画や映画などの売り上げが伸びるという面もあるはずだ。オタクは経済を回しているぞ!

 さて、ここからが本題。日本経…

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