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 世界銀行は24日、地球温暖化による影響に対応するため、2020年までにアフリカ諸国向けに総額160億ドル(約2兆円)の支援を行うと発表した。今月末にパリで始まる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で正式に提案する。

 総額のうち、世銀グループの最貧国向けの支援を行う基金、国際開発協会(IDA)が57億ドル(約7千億円)を拠出するほか、他の国際金融機関や民間からも支援を受けつける。海岸線の整備といったインフラ投資や人的支援などにあてられる。

 世銀の試算では、世界の気温の2度分の上昇に対応するため、アフリカ地域で年間50億~100億ドル(約6200億~1・2兆円)の資金が必要とされる。世銀のキム総裁は24日の電話会見で「気候変動は水や食糧の確保を難しくし、平和と安定を阻害する深刻な脅威だ」として、国際社会に協力を呼びかけた。(ワシントン=五十嵐大介

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