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 東映京都撮影所(京都市右京区)の所長(53)が映画制作にかかわる業務委託費を発注先に水増し請求させ、その一部を受け取っていたことが東映の社内調査でわかった。着服額は約1千万円という。東映は所長を11日付で懲戒解雇した。

 東映によると、水増し請求は所長が業者に指示して7、8年前から続いていたとみられ、今年になって不正に関する情報が寄せられた。所長は調査に「交際費として飲食などに使った」と釈明したという。

 東映は「被害額の回収は可能とみている。刑事告訴をするかどうかは、不正の全体像が判明した時点で検討する」としている。(小河雅臣)