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 国際陸上連盟は26日、モナコで理事会を開き、組織的なドーピングが明らかになったロシア陸上連盟を正式に資格停止処分とすることを決めた。ロシア陸連が25日、「聴聞を受けずに処分を受け入れる」と国際陸連に文書で通知し、確定した。処分が解除されるまでは引き続き、ロシア選手は国際大会に出場できない。

 世界反ドーピング機関(WADA)の独立委員会が、ロシアのドーピングの実態をまとめた報告書を発表したことを受け、国際陸連は13日にロシア陸連を暫定的に資格停止にした。ロシア陸連が資格を回復するには、検査態勢を見直すなどドーピング撲滅の環境を整備し、専門家や国際陸連の理事で作る監察チームの判断を受ける必要がある。

 ロシア陸連は「私たちは積極的に監察チームに協力し、復帰できるようにしたい」と事務総長名の文書で国際大会への早期復帰を目指す考えを伝えた。監察チームは早ければ、来年3月の国際陸連の理事会で最初の報告書を提出する方針だ。これらの結果次第では、ロシア選手が来年8月に開かれるリオデジャネイロ五輪に出場する可能性は残されている。(モナコ=河野正樹

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