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 農林水産省が27日発表した「2015年農林業センサス」(速報値)によると、農業の就業人口が10年の前回調査に比べて19・8%減の209万人となり、過去最低を更新した。平均年齢は0・5歳上昇の66・3歳で、65歳以上が占める割合も1・9ポイント上昇して63・5%となった。農業の担い手の減少と高齢化がいっそう深刻になっている。

 同センサスは5年に1度の調査。高齢化を背景に、過去1年以上作付けをせず、今後も作付けが見込めない耕作放棄地は前回より約3万ヘクタール増えて42万4090ヘクタールとなり、富山県の面積に匹敵する規模まで拡大した。

 法人などを含む農業経営体の数は18・1%減の約137万5千。家族経営が18・6%減る一方で、組織経営は6・3%増えた。法人経営も25・5%増えた。経営体一つあたりの耕地面積は2・5ヘクタールと、前回より0・3ヘクタール広がった。

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