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 高校時代の一時期、不登校だった大学生が、ネット電話「スカイプ」を使って不登校の子どもたちの学習をサポートする会社を設立した。「同じ体験をした者として、一歩を踏み出すお手伝いをしたい」。勉強だけでなく、胸の内に抱える悩みにも向き合っている。

 「盛(もり)ちゃん、これ、どう解けばいいの」。ちゃぶ台に置かれたノートパソコンから男の子の声が響く。東海大2年の盛田吏貴(りき)さん(23)が今年5月に設立した学習支援会社「KnooR(ノアー)」の授業風景だ。

 不登校生の家庭と同社のパソコンをスカイプでつなぎ、手元のノートやプリントを映しながら授業を進める。不登校生を専門にしたスカイプ授業の事業化は珍しい。

 仕事場は会社を一緒に運営する関西大3年、高橋英樹さん(23)が住む二間のアパートだ。教える側は学生8人。うち社長の盛田さんら3人が元不登校生だ。気楽に接してもらいたいと、先生ではなく「盛ちゃん」「英樹くん」などと呼んでもらう。

 関西の高校1年の男子生徒は、入学まもなく学校に行けなくなり、この夏、母親の勧めで盛田さんの授業を受け始めた。はじめはカーテンを閉め切って部屋に閉じこもり、話しかけてもほとんど反応がなかった。

 1カ月半ほどたったころ、盛田…

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