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 東京・新橋で酒に酔わせた客のキャッシュカードを使って現金を盗んだとして、警視庁は、中国籍の無職林小云容疑者(43)=東京都品川区東大井4丁目=ら女5人を窃盗容疑で逮捕し、27日発表した。「覚えてない」などと全員容疑を否認しているという。

 組織犯罪対策1課によると、5人は新橋地区で、酔った客に「朝まで5千円で飲める」などと声をかける中国人らのグループ。近くのスナックに誘って酒を飲ませ泥酔させる手口で、今年9~10月、40代と50代の男性客2人のキャッシュカードやクレジットカードで現金計37万円を引き出して盗んだ疑いがある。コンビニエンスストアのATMまで泥酔状態の客を連れて行き、暗証番号を入力させるなどの手口と、同課はみている。

 同課によると、新橋地区では同様の被害の相談が今年に入って約110件(被害総額約4400万円)あり、このうち約30件(約1400万円)に林容疑者が関与した疑いがあるという。幹部は「間もなく忘年会シーズン。強引な客引きには十分気をつけてほしい」と呼びかけている。