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 韓国食品医薬品安全庁は27日、中国から持ち込まれた北朝鮮産の乾燥キノコから基準の9倍を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。多くはすでに消費者に販売されており、同庁は販売中止と回収を命じた。詳しい産地やセシウムが含まれていた経緯についてはわからないという。

 食品医薬品安全庁によると、韓国の60代男性が今年10月、中国の朝鮮族から北朝鮮産キノコ10キロを仕入れ、別の50代男性に売った。この50代男性は5キロを別の業者に、残る5キロを一般消費者に「中国産」として販売した。すでに8キロは一般消費者に出回っているという。

 同庁は2013年1月から韓国で流通する食品150品目について放射能の検査をしている。今年11月までに2万8194件を検査。セシウムの基準値は1キロあたり100ベクレルだが、今回は981ベクレルが検出された。基準値を超えて放射性物質が検出されたのは初めて。(ソウル=東岡徹

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