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 28日に埼玉スタジアムで行われたサッカーのJ1リーグチャンピオンシップ準決勝の浦和―ガンバ大阪戦に出場して1得点したガ大阪のパトリック選手のツイッターアカウントに、浦和サポーターを名乗る人物から「黒人死ねよ」と書き込まれた。ブラジル人のパトリック選手はチームの通訳に頼んでツイッター上で「まさかこの国でそういう目に遭うとは思いませんでした。私や私の家族を傷つけました」と日本語で応じた。

 ガ大阪によると、ツイッターのアカウントはパトリック選手本人のものだという。浦和の広報担当者は「差別は断固として許さない。どのような人物がどのような目的で書き込んだかは特定できないが、引き続き情報収集する」と話している。Jリーグは両クラブと連携して対応を検討している。

 浦和は、サポーターが昨年3月、同スタジアム内の観客席に通じる入場口に「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕を掲出して人種差別問題となった。Jリーグは処分として、浦和の主催試合を1試合、無観客で行わせた。

 日本サッカー協会の田嶋幸三副会長は「事実だとしたら、本当に情けなくて悔しい。どんな民族でも人種でも大切にし合おうとここ数年取り組んできたので、悲しく残念だ」と話した。

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