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 三菱東京UFJ銀行が出資するインターネット専業の「じぶん銀行」が1日から、申し込みから審査、契約までネット経由だけで手続きできる住宅ローンの扱いを始める。手続きをネットで完結できるのは邦銀初とみられる。手続きを簡単にして、ほかの住宅ローンからの借り換えを狙う。

 専用サイトで申し込み、審査の書類や免許証など個人確認の資料はスマートフォンやカメラで撮影し、画像を専用サイトに登録する。郵送で書類や資料をやり取りする手間が省けるため、仮審査から契約まで最短10日間で手続きできる。ただ、契約後に抵当権を設定するため、お金を借りたい人は司法書士と会って手続きする必要はある。

 店舗を持たないネット銀行は、金利水準や手数料で一般の銀行より有利な点をアピールしている。日本銀行の大規模緩和で超低金利が続き、金利だけでは勝負しづらくなっており、じぶん銀は「ネット完結」で差異化を図る。

 じぶん銀を含むネット専業銀6行の預金量は、増加傾向で2014年度には計10兆円を超えた。一方、集めた預金の貸出先が乏しく、低金利で国債運用のうまみも減っているため、消費者ローンや住宅ローンに力を入れている。(内山修、久保智)

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