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 欧州で年末年始のイベントに対するテロへの警戒が続く中、ベルギーの首都ブリュッセルが年越し恒例の打ち上げ花火を中止した。マユール市長が30日、ヤンボン内相との協議後、公共放送RTBFに明らかにした。また地元メディアによると、捜査当局は30日から31日午前にかけて、ブリュッセル西部モランベーク地区などで計9カ所を捜索、計7人を拘束した。

 花火はブリュッセル中心部で催され、前回は10万人が集まった。マユール市長は「リスクは冒さない方が良い。全員の安全検査をすることはできない」と説明。ミシェル首相も「適切な判断だ」と支持する姿勢を示した。

 11月のパリ同時テロ事件の容疑者の一部が拠点としていたブリュッセルでは、事件の後、テロ警戒レベルが一時、最高度の4に引き上げられ、現在も3を維持している。治安当局は今週初め、観光地グランプラスのイベントで、警察や軍を狙ったテロ計画の情報があるとして警戒を呼びかけた。(ブリュッセル=吉田美智子)

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