昭和天皇の弟・三笠宮さまが100歳を迎えたのを記念し、名誉総裁を務める中近東文化センター(東京都三鷹市)で、オリエント学者としての研究業績を紹介する特別展が開かれている。

 三笠宮さまは戦後、東京大学文学部研究生として「古代オリエント史」を専攻。トルコなどで遺跡調査に携わり、東京女子大学や青山学院大学で「古代オリエント史」を講義した。

 特別展では、三笠宮さまがオリエント地域について手書きでまとめたノート、講演などで使うために作ったスライドを紹介。自身で作成したイスラエル南北朝の年表は、方眼紙をいくつもつなぎ合わせ、細かい字で丁寧に記されている。所々に三笠宮さまの所見が赤字で書き込まれているのも興味深い。

 鑑賞は予約制で前日まで電話連絡(同センター0422・32・7111)。大人千円、高校生・大学生500円など。(島康彦