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 セイコーエプソンは、職場の使用済み書類を新しい再生紙にその場で変えてくれる製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」を2016年中に発売すると発表した。水を使わずに古紙を繊維化する世界初の技術を採り入れた。

 使用済み書類の束を製紙機の投入口に置くと一枚一枚のみこまれていき、約3分で再生紙になって出てくる。A4なら1分間に約14枚を生産できる。

 画期的なのは、水を使わない紙の再生技術だ。通常、紙のリサイクルには大量の水が必要だが、この技術では「機械的な衝撃で繊維化する」という。水を使わずにすむため、排水設備も必要ない。販売価格は未定だが、「普通に紙を買ってきて使うより経済的なメリットがある」(碓井稔社長)ようにするという。

 機密文書をオフィス内で処分できる利点もある。ただ、横2・6メートル、高さ1・8メートル、奥行き1・2メートルというサイズと「中型のシュレッダー程度」という稼働時の運転音が、普及に向けた今後の課題になりそうだ。(鈴木友里子

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