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 大阪・ミナミで2日午後、1匹のサルが雑居ビルに入り込み、目撃者の通報から約3時間後に捕獲された。大阪市には先月25日以降、サルの目撃情報が数十件寄せられていた。都市部にサルが同時に何匹も現れるとは考えにくく、市は同じサルとみているが、担当者は「どこから来たのか」と首をかしげている。

 市生活衛生課などによると2日午後2時50分ごろ、大阪市中央区西心斎橋2丁目でサルを目撃したとの通報が大阪府警南署に寄せられた。市と府の職員、警察官が現場に向かい、雑居ビル5階にある写真スタジオのベランダの物置に入り込んでいるサルを発見した。

 約20人が捕獲用の網を持って現場を取り囲むなどしたが、午後6時半前、府職員が物置の扉の隙間から麻酔薬を付けた吹き矢を放ち、眠らせて捕獲した。サルは体長50~60センチで、迷い犬などを保護する市動物管理センターに収容された。

 現場は通称「アメリカ村」の一角。買い物客らで一時、騒然となった。(田渕紫織)