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 東芝は、不正会計問題や業績不振の責任を明確にするため、室町正志社長をはじめ執行役33人全員の賞与に相当する報酬について、今年度は支給しないことを決めた。

 東芝の執行役の報酬は、基本報酬と職務報酬に分かれている。職務報酬のうち4割程度が一般社員の賞与に相当し、担当部門などの業績に連動して支給額が変わる仕組み。今まではこの業績連動部分だけで約1千万円を受け取る執行役もいたが、今年度はゼロにすることを社外取締役でつくる委員会が決めた。詳しい支給額は公表していない。

 職務報酬は例年、夏に1年分の額を一括して決めている。しかし、今年度は不正会計問題で支給するかどうか判断を先送りしていた。一方、月ごとに支給される基本報酬は9~2割の減額を続けている。

 また、4日に支給される予定の一般社員の冬の賞与も大幅に減額される。